スポーツには「攻めの心理」と「守りの心理」があります。
攻撃が攻めで、守備が守りではありません。(サッカーのGKは守備でも心理は攻めです)
スマッシュを受けているときの守備的返球でも、相手に嫌がる回転やタイミングで攻めながら返球します。
「攻撃は最大の防御なり」とは、ある意味攻めの心理の大切さを表しています。
逆に守りの心理とは、ミスをしないことに意識をおいた消極的心理で、マイナスに働くことが多いです。
勝利を意識するあまり、「ここでミスすると負けてしまう」と慎重になり過ぎて「ミスのないように」と考えて、
無意識のうちにポジションが定位置より下がってしまいます。
こういう時に相手が積極的に攻めてくると完全に受け身になってしまい逆転を許します。
いかに切り替えるか。
ポジションが下がるようなら、逆に少し前気味に立ち攻めの心理に持ち込まざるを得ない環境にしてみる。
守りの時は身体もこじんまりしているので、あえて大きくしてみるのもひとつ。
様子見も攻めているときは前に踏み出して判断しているが、守りのときは視線だけウロウロしています。
「いけるかな?」と思った時は、経験上攻められると反応しているので、やはり迷わず攻撃したほうが気持ちも
前向きになり攻めへの突破口になります。
気持ちの切り替えで失うポイントは次へのステップです。
慎重になり過ぎては大きなミスへとつながるので要注意!
チャレンジするための1ポイントと思えば、捨てても気が楽になります。
欲の心理
なんとなく攻めの心理と似ていますが、無理すべきではない状況で「一か八かでやってみよう!」という
ギャンブル的プレーが欲の心理です。攻めの心理は冷静な判断のうえでの思い切ったプレーです。
ひらめき!
それは一流プレーヤーへの第一歩です。
経験に裏打ちされた「ひらめき」は、過去に遭遇した場面の積み重ねです。
言葉では言い表せない何かを感じたならば、前向きにチャレンジすべきです。失っても1ポイントです。
ひらめき~予感~実感へ 無意識に身体が反応するようになりたいですね。
試合中に自己分析するのは難しいですが、ちょっと知っていると助かることがありますよ。