テニス用語ではないですが、テニスには絶対必要な表現手段です。
オノマトペはフランス語でonomatopéeと綴ります。英語ではonomatopoeia(オノマトペア)です。
擬態語・擬音語と訳しています。
■A「スーッと飛んできた球をグッと腰を落として、グチャッと潰すように打って」とサラッと教えた。
■B「ドキドキしながらロブ上げたら、ドカーンとペアに打ち込まれてカチンときてブチ切れた」
Bは若者ならこんな感じの使い方かな。感覚の表現ですかね。
日本語には特に使い方が多種多様で、重要かつ必要性が高いらしい。
確かに小学生に教えるときは、よく遣ってるような気がします。「グッと打って!」など
オノマトペの氾濫は漫画・アニメの影響でしょうか。しかし解りやすいですよね、感覚的には。
ただこればっかりで指導していたら完全にアウトでしょう。知性が感じられないから。
◇さて皆さんいかがですか? オノマトペなしでテニス談義してみてください。
言葉数がすごく必要になりますよ。
■B’「すごく緊張しながら恐る恐るロブ上げたら、ラケットの真ん中で思いっきり速いボールをペアに
打ち込まれて、一瞬にしてその態度に強烈に腹が立ち、私の頭の血が逆流して相手に対して非日常的
反社会的行動を取ろうかと思ったよ!」(不適切な表現はご容赦ください)
皆様におかれましては、決してそのようなことのないように願っております。