以前のブログにも書きましたが、スポーツは藝術の分野に含まれています。
美しさ、感動が伴うからだと思っています。
テニスプレーヤーもアーティスト藝術家だと思えば動作が全く違ってきます。
キレのある動き、優雅な所作、流れるような連続性・・・美しさには無駄がないですね。
クラシックバレーの男性ダンサーも衣装で隠れていても研ぎ澄まされた身体をされています。
踊っている姿がゆっくり見える。空中で止まっているように時間が感じられる。
また剣道では、一本取れたかどうかは当り具合だけではなく、打ち込んだ後の「残心」が求められる。
日本独特の余韻の美学ですね。弓道、茶道しかりです。立ち居振る舞いが要求されるわけです。
さて、テニスのボレーで柔らかく伸びるボールを打つ。 つまり身体で表現すればいいのです。
ボールを打つことにばかり気がいくと、所作が乱れます。
さあ明日からは庭球道家としてその道を究めていきましょう。
茶道家から茶人へ、テニスでは庭人になるのでしょうか・・・