「女子ダブルス」指導における橋本の私見です。ご容赦ください。
どちらが大切なの?
「打点」 自分にとって打ちやすい位置へ動いてボールを捉えること
「時間」 ボールを打つ時間を確保すること よく「溜め」と表現します
いやどちらも大切でしょ。両方出来なきゃダメでしょ。
・打点優先 フットワークが必要
・時間優先 踏ん張るバランス必要
◆結論は、踏ん張る時間を優先させています。
私の経験上、打点を注意して練習していくとフットワークが細かくなり、パワーロスや時間ロスが
目立つようになる。良いボールは絶対打てますが、動くことに意識が要ってしまい相手をけん制する
溜めが減少します。目的がグッドボールを打つになってしまう。シングルス向き?かな。
時間を優先するには打点を犠牲にしています。少ない歩数(3歩以内)にして踏ん張りを重視します。
打点は足首から頭上までどこでも打てるように練習
バランスを重視して横回転を増やします。横に曲がるボールです。
目的は相手の動きを止めることです。「自分が止まれば相手も止まる。」
多少甘いボールが飛んでも相手は踏ん張ってから動くのでスタートが遅れ、クリーンヒットは激減します。
もし打点優先で指導したら、打つことと動くことが目的になってしまいます。
真面目な女性は打点をそろえることに意識が行ってしまい、相手を見る時間がなくなります。
そうでなくともプレー中は、動き過ぎてボールに近づくエラーが多いのに･･･。
究極のテニスは、「自分は動かず相手を動かす」です♪