Q:うがいはあまり効果的ではないの?
最新の研究で、うがいにインフルエンザ予防の効果が期待できないことが明らかになりました。
また、政府広報オンラインをみても「うがい」は明記されていません。
インフルエンザは風邪と同様にウイルス感染による疾患ですが、ウイルスは体内の細胞に侵入して分裂することで増えていきます。
20~30分程度で侵入してしまうため、口内のウイルスを除去するためにはかなりの頻度でうがいをしなければならず、予防効果はあまり期待できません。
◆そこでぜひ実践してほしいのが、「手洗い」と「顔を触らない」こと。
インフルエンザはかなり近づかない限り、くしゃみやせきで感染することはありません。
飛沫感染よりも注意したいのは、接触感染。
インフルエンザの多くは、くしゃみやせきで飛散したウイルスが付着したドアノブや机などを触り、ウイルスが付いた手で目や鼻をこすることにより感染するからです。
だから外出中は顔を触らないことが大切。
正しい手洗いやアルコールなどでこまめに手を清潔に保つことを心がけてください。
室内の湿度も大切
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。
乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50%から60%)を保つことも効果的です。
レッスン中もこまめに水分補給してのどの粘膜を潤しましょう。