スポーツ紙「Number Web」より要約 まずはサッカーですが。
日本人はゴール前でシュートする時にボールを他人に譲ってしまう。
自分でゴールを決めるという気持ちが薄い。
そこでレアルマドリードのアカデミーでメンタルコーチをしている方に、日本人のこのボールを譲る
気持ちをどうすれば良いか相談してみた。
そのメンタルコーチの返答が「何を言っているのか、その質問の意味が解らない!?」
よくよく聞いてみると、
「ここでは自分でゴールを決めるんだという選手が多すぎて、逆にそれをどう抑制するかを考えている。
だからその質問には答えられない。」ということでした。(笑)
日本とは真逆の理由で悩んでいるんです。
アカデミーの世代ですでに欧米とはキャラクターが違うのです。
このような話はいくつも他の記事で取り上げられており、読んでは意識の違いに驚かされます。
ゴールシュートの練習をしようもんなら、僕が一番と順番取りで一苦労。
挙句の果てにシュートが決まらないと「今日はたまたま調子が悪い」と捨てゼリフ。小学生ですよ。
自分の長所をアピールして活躍する世界と、謙遜して長所が言えない日本人との差は広がるばかり。
以前に読んだテニスのコーチングブックにこんな質問がありました。
アメリカの大学へテニスの実力でスカラシップを勝ち取り入学するための面接がある。
教官の質問「あなたの得意なショットは何ですか?」
さてあなたなら何と答えますか?
「サーブは速くて得意です。」「フォアハンドは何処でも狙った場所に打てます。」
「ネットプレーならお任せください。ボレーで全部決められます。」
日本人が思いつくとすればこんな感じで、単に得意ショットを伝えるのでしょうか。
ではコーチングブックにあった答えは、確かこうでした。
「テニスの技術? はい、全てのショットに自信があり思ったところに期待通り打てます。」
「特に得意なショット? 強いて上げるとすれば、ポイントの取れるビッグサーブですかね。」
エブリシングOKで、エスペシャルは・・です。 やっぱ彼らは強いわ~。(^^;)
頑張れ日本人!! まずはビッグマウスからか。