テニス雑誌「スマッシュ」に掲載されていた記事内容です。
個人的には衝撃でした。
サービスリターンのポジションが、近年後方へとなっていた事実!
年末のマスターズ大会でのここ3年間の記録から
◆ファーストサービスのリターンコンタクトポイント(ベースライン後方)
2018年 1.41メートル
2019年 1.73メートル
2020年 2.55メートル
◆セカンドサービスの場合
2018年 0.23メートル
2019年 1.25メートル
2020年 1.43メートル
セカンドサービスはいかにステップインして前方で打つか。
これが今やセカンドサービスのリターン位置が、18年のファーストよりも後方で受けている。
昨年のマスターズでのメドベージェフ VS ナダル戦でのリターン位置は
◆メドベージェフ (ベースライン後方)
ファースト 3.15メートル
セカンド 3.85メートル
◆ナダル
ファースト 3.58メートル
セカンド 4.13メートル
二人ともセカンドサービスの方が後方になっている。
◆ティーム選手のマスターズ大会でのセカンドサービスの位置では、
2018年のフェデラー戦ではベースライン内側1.19メートル
2019年のズベレフ戦ではベースライン後方5.33メートル
この差6.52メートル!? 対戦相手により洋々なリターン戦略を試しているといえる。
なるべく前で素早く返すか、大胆に下がりストロークの様に強打するか。
今年の全豪オープンが楽しみです。