日本のテニス界に寄与していただいた多くの外国人の名コーチの中でも
ボブ・ブレット氏は別格でした。
その彼が先日1月5日に67歳の若さで永眠されました。ネットでは驚愕の嵐でした。
あの若き日の松岡修造を見出し渡米させて開花させた名コーチであり、彼の生涯の師でもあった。
日本デ杯のスーパーバイザーとして若手の男子の底上げを行い、修造チャレンジでは20数年に渡り
尽力された功績は計り知れません。
「選手の個性を重んじ、その才能を最大限に引き出すという考え方は指導者の言葉として当然だろう。
しかし、それは言うほどたやすいことではない。
目標に到達するまでの間、個と個は向かい合い、ぶつかり合い、情熱と努力を継続し続けなければならない。」
これを体現された方です。
あらためてご冥福をお祈り申し上げます。
写真はテニス雑誌「スマッシュ」より