足が止まっている しっかり動かそう・・・
相手が打ったらすぐに動きだす・・・
ボールをしっかり見て打とう・・・
どれも正解です! でも勘違いの間違いも多いはずです・・・!?
◇足が止まっている。足から動こう。
・前傾して手から動いたら、足からは出ません。
・ボールに対して先に手を出したらバランスを保つために腰は引けます。
・ボールを見る眼が強いと肩に力みが出て身体は硬直します。
・自分の打球を目で追いかけると動きが止まり、スタートが遅れます。
◇すぐに動き出そう。
・眼で飛んでくるボールを追いかけ始めると頭から動いて小股になり近づき過ぎる。
・足から動き始めると捻りが少なくなる。歩数が増えてパワー不足となる。
・相手の体勢を判断していないのでスタートが読めていない。
◇しっかり見る。
・近視眼的に見ると頭から打点に入って腰が浮く。
・遠近の奥行き感覚よりも左右の眼が強くなりボールが速く感じる。
・結果として飛球線により近づき過ぎる。
・全体が見えなくなる。ペアも見えない。木を見て森を見ず状態と化す。
◆正解は正しいバランスで「順序良く」動かし始める。
①左右(フォア、バックサイド)のどちらに飛んでくるか。
②判明したらこの時点で肩・肩甲骨のテークバック
③この動作に要する時間が0.2-0.3秒程度かかる。
④距離を合わせ動き始める。近いor遠い、高いor低い、速いor遅い・・・頭はブレない。
一般的に多いのが④から初めて眼から動き始める場合でしょうか。
新幹線も全体見たら速く感じないが、部分だけ見たら速くて目がついていかない。
ボールの見方は重要な因子です。柔らかい目つきです。
ボールを見ていても全体が見える。
テニスの技術は、心技体+視(ビジョン)で構成されています。